ただ練習すればいいってものじゃない

私のお教室ではもうすぐ発表会なので
今は最終調整でいろんな練習をしてもらっています。

普通の人だったら
最初から最後までを通す練習
を何回もされているのですが

こんな練習したってなんの意味もないんです。

だから私のレッスンでは
その生徒さんに合わせた練習方法を
お伝えして本番を迎えてもらっています。

練習って気合いとか熱意とかじゃなくて
何を練習したかが大事なので
意味のある練習が本番での演奏の質を上げるのです。

人によって伝える練習方法が違うのですが
傾向として一番多く伝えている練習方法があります。

この練習方法をお伝えすると
舞台に立って緊張しても
昨対200%で演奏ができるようになるのです。

どこにも書かれていない秘密の練習方法

じゃあその練習方法はというと
『暗譜』で吹くというものです。

『暗譜』って聞くとスパルタだなと思われると思いますが
そんな厳しいものではないですよ。

そもそも本番直前ですので
本番で吹く曲を何ヶ月もかけて
何十回、何百回と練習されています。

そうなると曲を無意識で『暗譜』されているんです。

だから「暗譜で吹きましょう」と私が言うと
「あれ?暗譜で吹ける!」って生徒さんは驚かれます。

一つ目の効果はこれなのですが
そう思うことによって自信がつくのです。

効果はこれだけではなく
『暗譜』で吹く練習をすると
フルートの音色が劇的にキレイになるのです。

不思議ですよね
たかが『暗譜』で音色がキレイになるなんて。

でも本当に音色が一瞬でキレイに変わるのです。

まあ簡単に『一瞬』と書いていますが
それまでに十分な練習量があるからこその『一瞬』なのですが。

でも何か特別なことをしなくても
何か買わなくてもお金をかけなくても
手間をかけなくても音色がキレイになるのであれば
やらない理由はないですよね。

暗譜は良いことしかない

楽譜を覚えるって本当に大変
血眼になって練習しなくっちゃ
って思われると思うのですが

そう思うと言うことは
そもそもの練習方法が間違えている
ということです。

「キレイな音色で曲を吹こう」とか
「感情を込めて曲を吹こう」とか
「自分の好きを伝えたい」を叶える練習をすれば
勝手に曲をいうものは覚えているものなのです。

だから『暗譜』の練習は朝飯前くらいの練習です。

『暗譜』は目的になってしまったらそれは違うけど
『暗譜』が手段なのであればとても効果があります。

もし本番が近くて、その本番で最高の演奏がしたいのであれば
『暗譜』というものと向き合ってみるといいのではないでしょうか。

もちろん普段の練習でも『暗譜』は効果的に使えます。
なのでぜひ、『暗譜』とうまく付き合って
最高の演奏ができるようにしてみてください。


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