
経験者こそどれを買ったらいいのかわからない
フルートを吹き始めて数年が経ち
いろんな曲が吹けるようになった。
フルートの仲間も増え
フルートという楽器についての知識も
色々と教えてもらえるようになった。
自身でもネットで調べてみたり
他の人の演奏を聴いて気になるメーカーが出てきたり
素材や仕様なんかにも詳しくなってきた。
今の楽器もいいのだけれども
ここいらでレベルアップしたいという気持ちになり
ワンランク上の楽器に買い換えようかな
なんて思っている方のために
今回の記事をお届けしたいと思います。
いろんな知識が身に付いてくると
選択肢の幅が広いことに気がついて
一体どれを買ったらいいのだろうかと
悩む方も少なくはありません。
私自身も悩める生徒さんのために
多くの時間を使って説明したり
何回も一緒に試奏を重ねたり
「これ!」っていう楽器を見つけてきたので
どういったポイントで悩むのかというのを
身をもって知っています。
これまでフルート100本以上
総額1,000万円以上(2,000万くらい?)の
楽器を案内してきた経験から
最適な一本を選ぶ際のポイントをお伝えしていきます。
とにかく吹きまくる!
楽器は楽器ですけれども
それぞれに個性がありますので
同じメーカー型番仕様であっても
個体差がとてもあります。
だから楽器を買い替える際は
とにかくいろんな楽器を吹きまくってください。
運よく同じ型番仕様があったら
どちらも吹いてみてください。
選定品であってもそうでなくても
両方とも吹いてみてください。
楽器も相性です。
他の人にとって良いものでも
それがご自身の唇や歯並びに合うとは限りません。
他の人の意見も大事ではありますが
自分がどう思うのかが一番重要です。
参考程度に留めておいて
自分の感性や直感に従って選ぶのが一番なので
気になる楽器は遠慮せずにどんどん吹いてみてください。
「たくさん吹いちゃうのは申し訳ない、、、」
なんて思う方も本当に多いのですが
楽器店側も吹いて欲しい選んで欲しいと思っています。
店員さんも楽器経験者がほとんどです。
楽器を買う時の不安や喜び
最適な一本を見つけたときの感動は
身をもって知っています。
だからこそたくさんの楽器を吹いて
自分に合う一本に出会って欲しいと
同じ音楽仲間として思っています。
ですので焦らずじっくりと
時間をかけて選んでくださいね。
何を求めるのかも決めておく
あとはどういう楽器が欲しいのかを
明確にしておくことも大事です。
楽器にこだわるのか
音色にこだわるのか
憧れのメーカーにするのか
吹奏感でハマったメーカーを選ぶのか
憧れの素材にするのか
吹奏感でピンとくる素材にするのか
見た目的にリングがいいのか
塞げないからカバーにするのか
Eメカは絶対なのか
なくても技術でカバーできるのか
長いのが魅力的なH足管なのか
バランスの良いC足管なのか
最初はどういうのが良いのか
自分でもわからないこともあります。
だからこそ吹いて吹いて吹きまくって
どういうのが良いのかを見つけてみてください。
誰かが良いと言っていたからとか
こういうのが常識だよねとか
他人の意見なんてどうでもいい。
ご自身がどういうのがいいのか
それだけで選んでくださいね。
楽器に絶対はないです。
自分の好きや自分に合う楽器が
自分が買うべき楽器です。
業界的には先生と同じメーカーだったり
似たような仕様の楽器を買うという風潮がありますが
私の生徒さんの楽器は多種多様。
メーカーだってバラバラ
素材も仕様も皆違います。
それで良いんです。
それが音楽であり芸術なのです。
なのでそういう感じで選んでみてくださいね。
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