フルートを吹くための『息』があるって知ってる?
これまで300名以上の生徒さんを
個人レッスンで見てきたのですが
ほとんどの生徒さんが経験者。
だから自己流で吹いてきた人の
躓きポイントを知っているのですが
9割以上の人ができていなかったのが
『息を吸う』ということ。
「え?何いってんの?」
「息なんて誰でも吸えるでしょ」
って言われちゃいそうですけど
そう思った方は『息を吸う』ということができていません。
フルートを演奏するための『息を吸う』をね。
人が生きるための『息を吸う』と
フルートを演奏するための『息を吸う』は180度違います。
(細かいことを言うと『音を出す』と『演奏する』も違いますよ)
そこを同じだと思っているから
いつまで経ってもキレイな音色は出ないし
歌うような演奏ができなんです。
素人の思い込みは何も生まれない
プロはフルート演奏のための『息を吸う』をしているから
音色がキレイだし歌うように演奏もでき
キレイなビブラートをかけることができるんですけど
じゃあ、その
フルート演奏のために『息を吸う』ってなんだ
ってなりますよね。
簡単です。
肺に息を入れるんです。
肺を膨らますんです。
「何馬鹿なこと言ってるんだこの人は」
「フルート(管楽器)は腹式呼吸でしょ」
「お腹を膨らますって先輩に習ったよ」
というお言葉は想定の範囲内
その上での発言です。
そう言っている人いっぱい見てきましたよ。
そう指導している人もいっぱい知っています。
でもその吸い方で本当に息吸えてます?
で、いっぱい息吐けてます?
長いフレーズ吹けてます?
できていないですよね。
できていないからこのブログを読んでいると思うんですけど
できていないのならアプローチ変えないとできるようにならないですよ。
そう習ったからとか、そう書いてあったからとか
そのまま信じてやって結果が出ていないのであれば
それはご自身には合っていないってことですよね。
そもそも同じ土俵で吹いていない
音が出ていると『できている』って思っちゃうから
『自分でなんとかできてしまう』って思ってしまいがちですが
狭い範囲でのモノの見方しかできないんですよね。
プロは想像を超える時間とお金(何千万時間に何千万円)
を費やしていますので
持っている情報量が桁違いです。
ですので予想外のところに答えがあるって知っているので
『息を吸う』ひとつとっても
「そこから考えるの?」ってところからやっています。
プロは『息を吸う』ところから違います。
自己流でもフルートの音は出ますけど
演奏の限界はすぐに来てしまいます。
プロは別次元の『息を吸う』でフルートを吹いています。
普通の人が思いつかないことで吹いています。
だから『息を吸う』ことができるようになりたいのであれば
全く違うことを考えて吸ってみてくださいね。
千葉県市川市・本八幡
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