ブレスの練習って?
ブレスの練習ってなんだろうって思いますよね?
そう息についての練習をするのです。
『息を吸う』ことと『息を吐く』ことを
筋肉臓器レベルで徹底的に練習します。
おそらくこの記事をお読みの方は
ある程度フルートのご経験がおありかと思いますので
「音が出ているのだから息なんかできているよ」
って思うはずです。
私のレッスンにいらっしゃる生徒さんも
皆さんそう思っていました。
だからこそ『息』について学ぶ必要があるのです。
当たり前のことだからこそ
今一度見直す必要があるのです。
じゃあどんなことするの?
『息』の練習なので
『吸う』か『吐く』しかないと思いますよね。
「だからその二つを練習するんでしょ?」
って聞こえてきそうなのですが
それだけじゃないんですよ!
あと一つあるんです。
『息を止める』
止めるって言っても耐久レースみたいな
何秒何分止めていられるかとかじゃないです。
ほんの一拍程度止めるだけなんですけど
息を吸って、吐いて、止めてって
三つになると慣れないと結構難しいんですよ。
でも演奏に必要なのはこの三つ。
だからこの三つが同時に華麗にできないと
キレイな音が出ないし
美しい演奏なんてできないんです。
そしてこの三つを同時に行うためには
体の使い方が必要で
そのために筋肉だったり、内臓だったりを
意識する必要があるのです。
ただ息を吸ったり吐いたりするって
突き詰めたら難しいんですよ。
無駄に思えることが一番の近道
そんな息のことを練習する時間なんて勿体無い
なんて思ってしまうのも無理はないです。
そんなことよりも曲を吹いていたいし
もっと高度な練習をさせてくれって思うでしょう。
音が出ていれば問題ないって思ってしまうから
すぐに曲に取り掛かってしまうのはわかります。
でもその場合は必ず音色で躓きます。
楽譜通りには吹けていても音色が気に入らないとか
ちゃんと吹けているのに満足度が低いとか
音色が原因の事象が起こります。
そしてもっと高度な練習をしたところで
キレイな音色で練習しないと意味がないものばかりなので
この場合に得られるものは
「高度な練習をしている自分ってすごい」
という自己満足感だけで、何も身になっていないです。
全ては音色
そしてその音色は息でできている。
だから息、ブレスの練習が必要なのです。
ネットや本にもいろいろ書いてありますけど
それらは方法論ばかりで
本質的なことは書いていません。
おそらく『そこは自分で見つけるものだよ』という
スタンスなのでしょうけど
自分で見つけられるのであればとっくに上達しています。
見つけられないから巷には
方法論がいっぱい出回っているんですから。
私のレッスンではその本質が体感できるようになっているので
練習していけば腑に落ちる瞬間があります。
特にブレスは基礎の基礎の土台ですので
ここだけは押さえていただきたいと思うので
よかったらレッスンにいらしてくださいね。
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