レッスンって技術、方法を得られるだけって思っていませんか?

今日も朝からフルートのレッスンをしていました。

もうすぐプロがリサイタルでも使用する
都内の響きの素晴らしいホールで発表会があるので
それに向けての熱いレッスンでした。

舞台で生徒さんがこの上ない幸せな気持ちで演奏をしてほしく
音色のことや体のこと、心理のことなどをお伝えしました。

生徒さんは自分の好きな曲を
キレイな音色で、ビブラートもかけて
美しく演奏したいと思っています。

そのために必要なことを
惜しみなく時間をかけて丁寧にレッスンする
というのが私の最高の喜びでもあります。

そして当日舞台の上で
素晴らしい音楽が響くことが
何よりもの私の幸せでもあります。

そのような最高のフルート演奏のために
ただ技術や方法をお伝えするだけのレッスンでは
そうはならないのです。

レッスンの本質ってそこじゃないんです。

レッスンの本質は対話なのです

もう答えは書いてしまいましたが
レッスンの本質は対話です。

一方的に私があれこれ技術や方法を言っても
それはレッスンもどきであってレッスンではないのです。

私が喋って、生徒さんも喋って
それがレッスンなのです。

よくあるレッスンって
先生が一方的にあれこれと喋っていると思います。

「ああして、こうして」
「これはこうなのよ」
と、熱意があるからこそ
限られた時間内にいっぱい伝えたいと
喋りまくっているのですが

残念ながらそれでは生徒さんは上達しません。
なぜなら生徒さんが喋るからこそ上達するからです。

よくあるビジネス本とかで
『アウトプットが大事』ってありません?

これってフルートの上達にも言えることで
学んだこと、発見したこと、気になったこと、腑に落ちたことなど
口に出すといろんなことが整うのです。

そうしてから演奏すると
演奏が2段階も、3段階もレベルアップするのです。

口に出せないものは演奏でもできない

私のレッスンでは本当によく生徒さんが喋ります。
私から振らなくても喋ってくれるのですが
それだけ上達したいという思いが強いということなのです。

なんなら私よりも喋っているのでは?
と思うこともありますが、それがいいのです。

何をどうするのかって
口に出せないものをどうして演奏できるのでしょうか?

音符ってドレミで言えないと吹けないし
こういう演奏がしたいって言えないと棒吹きにしかならない。

フルートの演奏って言葉がないのですが
ちゃんと言葉があるから言葉がなくても演奏が成り立つのです。

だからレッスンでは
フルートのこと、演奏のこと、音楽のこと
を言葉で言ってもらっています。

小学生でも幼稚園児でも言葉にします。
60代、70代も、聞かなくても言葉にしてくれます。

その言葉は独り言でなはく
私との対話にするからこそ演奏に活き
演奏では聴衆との対話という心ある演奏になるのです。

よかったらご自身の想いを
私のレッスンでお話しませんか?


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