キレイゴトで吹いても伝わらない

なんかね、多いんですよ
キレイゴトでフルート吹いている人。

美しい理由がなきゃいけないとか
奉仕精神で吹かなきゃいけないとか

なんでそうなの?
本当に思ってる?
って聞きたくなります。

聴いてる人を癒したいとか
勇気を与える演奏をしたいとか

いやそういうのが悪いとは思っていないですよ。
とても素敵だし、そういう演奏聴いたことあるし
音楽ってそういうものだと思っています。

でもさ、そこを全面に押し出すっていうのは
なんかさ、違うような気がするんですよね。

違うっていうか
人間ってそんなんじゃないし
善人ぶって吹くのって
仮面かぶってるなって思うんです。

まずは自分の本心を認めましょ

私、心理学を割と勉強したし
精神的なものもかじったし
哲学にも興味があるから思うんですけど

人間ってキレイな部分もあれば
欲深い部分もあります。

どっちかに偏っているなんてなくて
バランスよく二つとも備わっています。

「感動する演奏がしたい」
って思っていても
「人よりも上手いって言われた」
とも思っています。

自覚がなくても心の奥底で思っています。

だから逆も然り
「上手いって思われたい」
って思っているのであれば
「誰かの役に立つ演奏がしたい」
なんてことも無意識で思っています。

どうしても『良い人でいなきゃ』
という教育を受けて育ってきていますので
キレイゴトの理由が全面に出てしまいますけど

その逆の感情が自分の中にもあるってことに
まずは気がついて受け入れていきましょ。

そしてその感情が悪いものと思わず
それを原動力にして練習していきましょ。

理由なんてなんだっていい

「誰よりも上手いって言われたい、思われたい」
「カッコよく吹いてモテたい」
「絶対褒めない妻を負かせたい」

こういう理由でもいいんじゃない?
こんなにも正直で素直な理由最高すぎます!
こういう理由は上達しかしない。

実際レッスンしていても
キレイゴトいう人よりも
自分に正直な理由の人の方が
上達は早いですよね。

私だって昔はキレイゴトで吹いてましたけど
かなりつまんない演奏していましたよね。

そしてそれって自分に嘘をついて吹いていたので
だんだんと自分が苦しくなって、数年吹けなくなりました。

でも今は自分に正直に吹いていますので
本当に心から楽しく演奏できています。

キレイゴトで吹いても
それは自分に返ってくるし
そんな演奏は相手にもお見通しです。

理由なんて本当にどうでもいい
それが自分に正直な理由なのであれば
それが最高の理由で原動力で素敵な演奏を作り上げます。

私のレッスンでは
そういう正直な方を心から応援しています。

ご自身のフルートを吹いている理由
上達したい理由ってなんですか?

ご自身の正直な気持ち、素直に認めてくださいね。


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