なんとなく気がついている『録画』の必要性

私のお教室ではもうすぐ発表会なのですが
本番が近づいてくると行っているのが『録画』

先日も伴奏合わせをやったのですが
有無を言わさず全員『録画』して
生徒さんのLINEに送りました。

私も経験があるからとてもよくわかるのですが
『録画』って恥ずかしいですよね。

何よりも自分の姿を見るのが恥ずかしい。

これは『自分と向き合う』とか『自己肯定感』
などの話にも繋がるので今回は割愛しますけど
まあ、自信があれば見ることができるということでしょうかね。

そして『録音』でもいいのですが
フルートの上達のためには『録画』の方が効果的。

自分がどういう演奏しているのか?
という疑問に対しては『録音』のみで十分なのですが

なぜそういう演奏になっているのか?
というより深く分析するためには『録画』でなくてはいけないのです。

『録音』よりも『録画』

『録音』は演奏のみの確認に使います。
テンポとか音程、タイミングがどう聴こえているのか
また自分の吹奏感と現実の差異を確認するためのものです。

これだけでも十分確認はできるのですが
よりよい演奏、フルートの上達のためには
これだけでは確認事項が足りないのです。

もっとご自身の演奏を深掘りしないといけないのです。

『録画』はご自身の演奏を総合的に確認するものです。
録音で確認するものプラス、何故そのような演奏になっているのか
を目で見て確認できるというものです。

そして一番の収穫は音色の改善に大いに活かせるという点ですね。

そもそも吹奏楽器は体を共鳴させて吹く楽器です。
なので体の状態が音色に影響するので
その体の状態を目で見て確認するというのが必須です。

例えば

立ち方、足の踏ん張りが音色とどう関係しているのか?
ちゃんと息が吸えているのだろうか?
体に力が入っていないか?
音色に影響があるような姿勢になっていないだろうか?

キレイな音色でフルートを吹くためには
こういったことを確認する必要があるのです。

音色は物理的な問題です。
吹き方がそのまま音になって出てきます。

一生懸命心を込めて吹くから
フルートの音色がキレイになるのではなく

キレイな音色が出る体だから
音色がキレイなフルートの演奏ができるのです。

演奏は物理であり現実です。
そこにファンタジーはありません。

一度試しに『録画』やってみてね

人間って新しいことをやるのがとても苦手なんです。
だから今までやってこなかった『録画』をやるって
とっても勇気がいること。

さらには心の問題もリンクしてくるので
録画が怖いというお気持ちはとてもよくわかります。

でもその壁を越えた先には
次の壁があって(これ重要)、そこを越えると
『キレイな音色で上手にフルートが吹けた』
という最高の喜びと幸せが手に入ります。

うまくいけば「上手だった」というお言葉ももらえたりします。

このループにうまくハマると
『録画』の重要性が腑に落ちて
『録画』に対する恐怖心がなくなるのですが

得られる結果のことを考えると
乗り越えた方がいい壁だと思いませんか?

ただ先ほども書きましたけど
『録画』の壁にはもれなく次の壁もセットでついてきます。

この両方を超える必要があるのですが
最初は怖いですけど、そこにチャレンジしていくのが
演奏の醍醐味、練習の面白さだと思うのです。

最初の一歩は怖いですけど
是非とも『録画』やってみてくださいね。

一人じゃ不安、心細いという方は
私のレッスンで一緒にやりましょ。


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