レッスンってなんのためにあるの?

『レッスンを受けてもフルートは上達しない』という文章を見て
「そうだよな」って思った人は上達しますが
「何言ってんだ」って思った人は何をやっても上達しない人です。

随分と失礼なこと書いていますけど
でもそれが本当で、それが真実。

責任逃れと言われそうですけれども、それは違いますよ。
誰に対しても同じ熱量でレッスンしていますし
同じ熱量でレッスンしていても生徒さんの成長は違うのです。

なぜなら『レッスン』という言葉をどのように解釈しているかで
行動が変わってくるから結果が変わるのです。

レッスンに求めるものは?

レッスンを受けるということは上達したいからで
上達するためにレッスンでいろんなことを学びたい
というのがレッスンの基本姿勢だと思います。

確かにそうです。
間違ってはいないのですが
表面的すぎて考えが浅いから上達は難しいよねって思います。

この姿勢も大事だとは思いますが
この姿勢だけだと『学ぶ(インプット)』だけになってしまうので
何も変わらず、行動も変わらないから上達はしないんですよね。

物事なんでもそうなのですが2種類のセットなので
『学ぶ(インプット)』は『実践(アウトプット)』がセット
実践して初めて学ぶが成立するので
学ぶ際には実践することを想定する必要があるのです。

これまで300名以上の生徒さんを個人レッスンしてきましたが
上達する人は学んだことを即実践していましたよね。

上達する人の行動力は早い
そして最初は失敗しても当たり前という考えなので
果敢に何度も挑戦され、そこから最適解を見つけ出し
さっさとご自身のものにされていました。

レッスンは手段、行動の道標くらいの感覚なのでしょう。

ただ上達されない方ってレッスンが目的なので
「レッスンでいいこと知った」と知ることだけが目的になっているのです。

知ったところでそれを実践できないのであれば
それは知らないと同じなのだから『知らない』になってしまうのですが
それを本人に言ったところで納得はしないですよね。

知識を持っていても使いこなせなきゃ意味がないのです。
だったら知らなくても実践できている方がまだマシです。
(これにはちょっと注意が必要ですけどね)

レッスンって実践ありきなのですよ!

上達は自分の行動のみ

レッスンを受ける目的は人それぞれというのは理解しています。
俗に言う『楽しいレッスン』も先生と生徒との間で納得しているのであれば
それはそれでいいと思います。

でもレッスンに上達を求めているのであれば
レッスンはあくまでも手段であり上達するかどうかは自分次第
自分が行動するしかないということを理解することです。

だから先生である私にできることは
いろんな方法をお伝えすることだけです。

人それぞれ課題も違うし、合う合わないもあるから
数ある方法から最適なものが見つかるように
いろんなアプローチをしていくのが私の役目です。

私のレッスンを受けたら魔法がかかったかのように上達した
なんて、そういうファンタジーも楽ちんでいいのですが
自分で考えてもがいて苦しんで(頭にハゲも作ったりして?)
生みの苦しみを経験した音楽こそに価値があると私は思っています。

そんな簡単に上達した人の音楽って誰が聴きたいんですかね?
楽して得たものに共感してくれる人っているんですかね?

人は悩んで苦労して生きているからこそ
苦労して得られた音楽、悩んで生まれた音楽に惹かれるのだと思います。

だからレッスンさえ受けていれば上達するという楽ちんマインドではなく
レッスンという地図を持って果敢に挑戦していきませんか?

上達は自分の行動のみです。
上達は自分の行動のみです。
上達は自分の行動のみです。

逃げずに恐れずに行動してきましょ。


千葉県市川市・本八幡
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