フルートの魅力
フルートの魅力ってやっぱり音色だと思うのですが
キラキラと澄んだ音色が吹けた時ってすっごく嬉しいですよね。
フルートの限らず楽器なんでもそうですけど
どの楽器も音色に惹かれてやっていると思うんです。
意識していないと思うんですけど
見た目だけどか、かっこいいからって言っていても
音色が合わなかったらやっていないですよね。
だから楽器をやる以上音色にこだわるっていうのは
当然のことだと思います。
フルートの音色に大事なことは三つ
楽器それぞれ音の出し方、吹き方が違うので
楽器に合った吹き方というのが必要なのですが
フルートの場合は同時に三つのことを意識して吹く必要があります。
①息の量
なんと言っても息の量です。
これだけと言ってもいいくらい息の量が重要です。
長年レッスンしていて気が付いたのですが
これ音色について悩んでいる方が絶対に気にしないこと
絶対に認めないし、変えようともしないことでもあります。
音が出ているのだからそんなわけないと思うんですけど
音(ドとかレとか)のための息と
音色のために息はイコールではないですよ。
キレイな音色のための息というのは別行動
音のための息にプラスして音色のための息が必要です。
②アパチュア(口の穴)の大きさ
フルートはアパチュア(口の穴)をコントルールして吹いているのですが
キレイな音色を出すためにはアパチュアの大きさがとっても大事です。
なぜなら、いろんな大きさ形が必要になってくるから。
音色に悩んでいる人ってアパチュアの種類が少ないんですよね。
低音、中音、高音の3種類くらいしかない。
でも音って12音あって、フルートの場合基本的には36音あります。
36音を3種類で賄うって不都合しか起こらないって
誰でも容易に想像つくと思うんですけど
36種類あるのであれば最低でも36種類必要ですよ。
その36種類をコントロールするためには
やはりアパチュアの大きさが豊富でないとできないです。
③息の方向
これもアパチュアと同じ、36種類をコントロールするために
方向もいっぱいあった方が快適です。
よくあるのは低音は下で、中音は真ん中、高音は上
みたいな方程式がありますけど
まあ悪くはないのですが、全てではないです。
フルートには36音あるんです。
36音を3種類でなんとかしようっていうのが意味不明。
代用に代用を重ねることになってしまうから
音色に個性がなくなり保守的な音色になってしまうのです。
方向も一緒で36種類はないとキレイな音色は難しいですよ。
キレイな音色は独学では難しい
ネットや教則本にも音色について色々書いてあります。
でもそれって一般論。
誰にでも共感してもらえる内容しか書いていないです。
上記の3つは書いていないです。(私調べ)
これは私がレッスンをしていて発見したもの
研究に研究を重ねて見つけ出したものなので
似たものはあると思いますが、この表現はないです。
キレイな音色って何か一つを改善すればいいってことはないです。
何事も全てはバランス、同時に幾つかの問題と向き合う必要がありますので
まずはこの3つを見直してみるところから始めてみてください。
千葉県市川市・本八幡
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