知っているようで知らないタンギングの世界
フルートの演奏において重要な技術に
『タンギング』っていうのがありますけど
ご自身のタンギング自信ありますか?
小学校の時、音楽の授業で
リコーダーでタンギングをやったと思うのですが
その時どのように習われましたか?
いろいろと説明を受けたけど
何がなんだかよくわからないから
とりあえず舌を動かしてるってなってないですか?
正直なところタンギングなんてできなくても
音が出ていれば演奏は成立します。
ちょっとぎこちないタンギングでも
それ風には聞こえるので(聴こえるじゃないよ)
一応演奏にはなっています。
でもですね、タンギングにも
表情や感情を表す役割があるから
なんとなくのタンギングは厳しいですよ。
じゃあフルートのタンギングってどうやるの?
タンギングのやり方は
『舌』を動かす、です。
これ以上でも以下でもなく
『舌』を動かすしかないです。
え?なに言ってんの?
って思われましたよね。
でもこれが現実で物理的にはこれしかないんです。
ただ、この『舌』をどう動かすのかを考えていくと
とても立派な練習のなっていきます。
『舌』にもいろいろ種類がありまして
上、下、真ん中っていうのもあるし
右、左、前、後ろだってある。
これだけでも7つも種類がありますよね。
そして『舌』をどこで動かすのかも重要で
唇?前歯?口腔内?などいろんなアプローチができます。
物理的なこと以外でも
どのタイミングで動かすのかというのも
練習しておきたいことですね。
タンギングって分解していくと
確認すべきことはたくさんあって
練習すべきポイントもいくつもあるのです。
フルートのタンギングの練習は筋トレ
私のレッスンでは
タンギングの練習に力を入れています。
だってフルートのタンギングは筋トレを同じなので
常に練習していないと衰えます。
曲で吹いていればいいでしょ
と思うかもしれませんが
曲はアウトプット、練習はインプットなので
曲だけ吹いているとタンギング力は落ちます。
私のレッスンに15年通っている生徒さんも
レッスンの最初にタンギングの練習をしています。
別のその生徒さんがタンギングが苦手というわけではなく
何年経ってもやるべき練習という意味です。
そしてタンギングの変化は
ご自身ではなかなか把握しづらいもの。
第三者の視点でチェックすることで
より良いタンギングがキープできるのです。
私も自分の演奏の録音などでも
タンギングの質は必ずチェックしています。
なんとなくでやっていたタンギングも
さまざまなアプローチでご自身の武器になります。
よかったら『タンギング』のレッスン
受けにいらしてくださいね。
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千葉県市川市・本八幡にあるフルート教室
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