練習ってどうやるの?
長年フルートのレッスンしていると
いろんな生徒さんに出会うのですが
不思議と生徒さんの練習方法は
皆さん一緒なのですよね。
間違えることなくキレイに吹けていれば
どんな練習していても構わないのですが
皆さん同じような間違いをするし
皆さん同じようなことを悩んでします。
だからどういう練習しているのかと聞くと
ほとんど、ほぼ100%同じで
『最初から最後まで通して何回も吹く』
という練習をしているのです。
そして間違えたところをピックアップして
そこを繰り返し何度も練習する。
このテンプレート何度も見ています。
別にこの練習を否定するわけではないのですが
その練習でできていないのであれば
それってできないを練習していますよね?
って思っちゃいます。
できるようになる練習とできないようになる練習
練習には2種類あります。
できるための練習とできないための練習。
あまり知られていないのですが
これが現実です。
練習している本人は
できるようになりたいと思っているから
できる練習をしている(つもり)なのですが
私から見たら
できないための練習をしているよなって思います。
何が違うのでしょうか?
気合い?
時間?
量?
それらも必要なことではあるのですが
できるようになるための練習って
人間の心理とか脳のことを理解していないと
遠回りになってしまうんですよね。
あらやだ科学?
難しいんじゃないの?
なんて声が聞こえてきそうですげど
やることはとっても簡単なこと
楽譜を分解していけばいいのです。
例えば、携帯電話の番号って11桁ですけど
一気に11桁覚えようとすると難しいですよね。
でも3つに分かれているから
覚えやすくなっていますよね。
特に最初の3桁は
090か080、070だから
そのどれかと覚え
その先の4桁は
自分なりに語呂だったり
リズム感で覚えたりしますよね。
そんな感じの練習をしていくのが
できるための練習なのです。
自分に合う練習方法をする
物事なんでもそうなのですが
やり方次第で結果が変わります。
練習において正しい正しくないはなく
合うか合わないか
練習に絶対はなく
自分に対してどうなのか?
という考え方が必要なのです。
あの人がこうやっていたからとか
これがいいと言われたからではなく
本当にそれが自分に合っているかどうか
そこを見極める力が必要です。
練習方法を過信するのではなく
自分に合う練習方法で練習してみてくださいね。
千葉県市川市・本八幡
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