フルートの魅力は音色
フルートの魅力って音色ですよね。
キラキラしてキレイな音色
透き通ったキレイな音色
心安らぐキレイな音色
そよ風のようにふんわりと香るキレイな音色
フルートの音色って
こういうイメージではないでしょうか。
だからご自身が演奏するときも
こういう音色が出したいと思って吹きますよね。
そしてそういう音色が出るようにと
基礎練習をすると思うのですが
『ロングトーン』という練習をする人もいます。
ロングトーンには意味がない
はっきり言ってロングトーンには意味がないです。
やるだけ時間の無駄
自己満足のための練習です。
と言い切れるのも
ロングトーンをやっているプロの演奏家を見たことがないからです。
(正確にはお勧めしている日本の演奏家はいますけどね)
ロングトーンって
一つの音を4拍以上の伸ばす練習で
長く伸ばせれば音色がキレイになるよ
ってことなんですけど
これって本質がわかっていないから
こんなことが言えるし信じてしまうんですよね。
音を伸ばしただけで音色がキレイになるなんて
1日も休まずに学校に通ったら東大に受かるとか
規則正しい生活をしていたら病気にならないとか
そういうレベルの話です。
まず最初にするべきことは
なぜ自分の音色がキレイじゃないのかを分析することで
その結果自分に必要なものはなんなのだろうかを見つけ
それを得るための練習をするというのが順序です。
意味のある練習こそがキレイな音色の近道
練習にも上達する練習と上達しない練習があり
それが人によっても変わってくるから
何を練習したらよいのかというのは難しいのですが
ご自身の演奏を聴く力と変態的洞察力があれば
音色を改善していくことは可能です。
そして頭を柔軟にし想像し得ないようなことにも
きちんと向き合えるメンタルをお持ちなのであれば
どんどん音色はキレイになっていきます。
息が問題なのかなって思っていても
問題は口のこともよくあります。
口が問題なのかなって思っていても
楽器が問題だったってこともよくあります。
なので自分の問題点を正しく理解しない限り
それに見合った練習ができないので
意味のない練習ばかりしてしまい
いつまで経っても音色はキレイにならないんです。
今している練習はなんのためにやっているのですか?
その練習はご自身のどこのための練習なのですか?
その練習の意味はなんですか?
あまり意識したことないかもしれませんが
これを機に一度考えてみてくださいね。
千葉県市川市・本八幡
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