体のことといえば
フルートに限らず
吹奏楽器はすべてそうなのですが
キレイな音色で演奏がしたいのなら
体のアプローチは必須です。
体、と聞くと真っ先に思い付くのが
腹筋ですよね。
腹筋を鍛えるために
腹筋の運動をしたり
走り込みをする人もいます。
吹奏楽器ですので
息を吐くためには
とても有効なトレーニングだとは思うのですが
私のレッスンでは
そっちじゃない方を重要視しています。
じゃない方のアプローチって?
フルートは息を吐いて音を出す楽器なので
息を吐くことはとても重要です。
レッスンで一番発している言葉は
間違いなく「息を吐いて」だと思います。
そうなんですけど
それだけを練習しても
音色ってキレイにならないのです。
息を吐くということは
その逆も必要で
息を吸うってことも
トレーニングする必要があるのです。
そして息を吸うというのにも
ちょっとしたコツがあるので
ただ息を吸っているだけでは
課題はクリアにならないのです。
何を意識してどうするのか
人間は無意識で息を吸える体なのですが
楽器を演奏するための『息を吸う』は
意識しないといけないのです。
そして『息を吸う』ということを意識するのではなく
『キレイな音色を出すための息を吸う』
という意識が必要なのです。
これ似ているのですが
使っている体が違うから
音色に大きな差が生まれてくるのです。
ちょっとしたひと手間が
キレイな音色を出すために必要で
そのアプローチができたら
演奏がもっと楽しくなるのです。
お料理でもそうじゃないですか?
面取りした煮物は美しいとか
具材ごとに出汁を変えるとか
そういうひと手間って
感動が生まれますよね。
それと同じです。
演奏時の『息を吸う』
ご自身はどのようにしているのか
よかったら見直してみてくださいね。
千葉県市川市・本八幡
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