
意外と見落としているアレ
私はこれまで300名以上の生徒さんと
30,000回以上の個人レッスンをしているのですが
その経験で得た裏技です。
ご本人はとても真面目に練習してきて
ものすごい集中して演奏しておられるのですが
なぜか音色が整わないことがあるのです。
その原因は一目瞭然なのですが
ご本人が一生懸命になればなるほど
そのどツボにハマっていってしまう。
そのお気持ちとても良くわかるのですが
そこに向き合わないと変わらないものってあるんですよ。
自分では気づきにくいアレ
じゃあその裏技ってなんなんだとお思いかと思うのですが
とても簡単なことです。
『譜面台の高さを変える』
たったこれだけです。
多くの場合、低い譜面台を高くするだけなのですが
高さを変えるだけで劇的に音色がキレイになるのです。
これ本当。
これまで何件も、何回も、何十回、何百回と
経験してきたことなので効果のあるものです。
これは生徒さんが
「音を間違えてはいけない」
「楽譜通りに吹かなくては」
という思いから姿勢が悪くなっているんです。
だから姿勢を正すために
譜面台の高さを変えるのです。
そうすると音が響く姿勢に変わるので
体が楽器になり音色が一瞬で変わるのです。
意外かもしれないのですが
たったこれだけで変わるんです。
一度見直してほしい譜面台の高さ
演奏時の譜面台の高さってどうでしょうか?
高すぎたり低すぎたりしていませんか?
「この高さが正しい」
というのはありません。
ご自身にとってキレイな音色が出る高さが
最適な譜面台の高さです。
ネットや本には「これくらい」と書いてありますし
レッスンや部活でも「この高さで」と指定されているかもしれません。
特に部活では見た目を整えるために
吹き心地を無視してあり得ない高さを指定してきます。
そういう環境を経験していると
自分の最適な高さという概念がなくなってしまい
人に言われた高さが正解と思い込んでいます。
もしかしたらその時はそれが良いのかもしれませんが
上達したいと練習したり研究したりレッスンを受けているのであれば
その思い込みを一度見直してみて
本当に自分に合った高さというものを探してみても良いのではないでしょうか。
ちょっとしたことですけど
効果は絶大です。
ぜひいろんな高さで吹き比べしてみてくださいね。
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